防衛部を愛せなくなった話

※もしこのブログを読もうとした方がいらしたら、限界を迎えたオタクが自分の思いをまとめるための文なので読みにくいし言葉が乱雑な部分があります。不快に思われたらすみません。




さっそくですが、私の大好きな「美男高校地球防衛部love!」シリーズが終わりました。
以下の内容は自分と防衛部との思い出をまとめた、ただの自分語りです。この気持ちを忘れたくない限界オタクの話です。





だいたい3年ちょい前、“防衛部”と出会いました。

友人に「高松監督だから絶対見てほしい」とゴリ押しされ、スルーするつもりだったこの番組を見ることになりました。案の定友人よりハマってしまい、人生で1番必死になったジャンルになりました。進めてくれた友人、ありがとう。

他にも、防衛部を応援するにあたり初めてのことをたくさん体験しました。

Twitterで知り合った人と遊ぶ
・イベントに参加する
・缶バッジを大量に買って痛バを作成する

今当たり前にしていることを初めて行ったのは防衛部をきっかけにしてでした。ありがとう。

どう考えても、思い入れがとんでもなく強いアニメでした。
2期が決まれば泣いて喜びました。
また推しに会える。その事だけでどんなに嬉しかったか。

何故か2期になると制作会社が変わり、キャラデザが少し変わりました。まあそんな気にすることではないと思っていました。ですがいざ始まれば気になることだらけでした。

人が違うレベルで作画が違う。VEPPerが増えていて征服部が除け者にされている。内容は面白くない。
これは私が大好きな防衛部か?と何度思ったことか!

2期で途端に面白くなくなるアニメなんて大量にあります。しょうがないとも思うんです。でも本当に面白くなかった。
未だに2期ではどんな話をしてたか思い出せないんです。そのくらい面白くなかった。

それに最終回?だかで防衛部がCGで踊り始めた時は絶句しました。いつから防衛部はアイドルになったんですか???VEPPerが歌って踊るのはよく分かります。彼らはアイドルですから。ただ防衛部が踊るのは本当に理解できませんでした。

それと同時に、「ファンに疲れた」事もありました。

コラボカフェに行く時は仲間数名で合わせて行き、カフェ内が知り合いだらけ、終わったあとは近くでたむろって話す。会う度にお菓子や自作グッズを交換する。
めんどくささ半端なかったです。
楽しかったですけどね。途中までは。
今思えば愛の温度差からそのグループに参加しなくなったのかも知れません。

まあそんなことも続き、もうその頃には防衛部への“愛”は消えていたと思います。

あんなに大好きだった防衛部をこんな小さなことの積み重ねで嫌いになるなんて……とがっかりした記憶があります。



ここまで書いておいてなんですが、まず防衛部が好きだったかも怪しいです。

防衛部で一喜一憂していましたが、果たしてそれは作品に対してだったのかな?と思います。

私はメイン5人のキャストさんの中の1人を応援していました。
防衛部はニコ生で定期的にキャストの皆さんを使い情報発信を行っていました。それはどのジャンルも変わらないと思います。
バト生は楽しかったです。珍事件ばかりで。でもそれは防衛部ではなく、キャストさんが面白いんですよね。おそらくバト生は「防衛部だから好き」ではなく「キャストが好き」で見ていました。

イベントも沢山参加しました。キャラに会いに行くんだとワクワクして参加してたと思います。
でも行ってみれば中の人にキャーキャーする。オルスタは特にそうでした。
終わったあとには「(中の人の)推しに会えてよかった!」の気持ちが大きく、別に防衛部でなくとも味わえる気持ちでした。今思い返しても中の人の腐営業を見せられた記憶が真っ先に思い浮かびます。朗読劇の内容なんか全く覚えてないんです。

防衛部が終わるとなっても、「中の人はどうなるんだ」「バト生は?」「イベントはもう無いのか」そんな気持ちが真っ先に出ました。タイムラインを見てみればそれと同じようなことを呟く方も多かったです。

私たちは本当に防衛部が好きだったのでしょうか。



まあそんなことしてるうちに劇場公開のOVAという訳の分からないものが公開されました。
どうやら3年生が卒業するらしい。卒業ということはもう終わってしまうのか、そう思うと見たくありませんでした。それに2期のあのクオリティを思い出し、尚更見たくないなと思いました。
ですが信頼出来る防衛部が好きな友人に誘われ、見ることになりました。
ここからはOVA感想です。

簡単に言えば、「キンプリの真似をしたな。」です。応援上映がある時点で、「どこ応援するの?オールナイト上映でもキンプリからの人しか声出してなかったよね?」の気持ちでいっぱいでした。
キンプリのオタクでもあるので、いくら高松監督がパロディが得意でも今回は失敗だなと思いました。
キンプリが応援上映として成功したのはセリフの間合いの取り方などがあるので、いくら途中に曲を挟んで合いの手をさせても、曲も合いの手入れにくいので応援上映しづらいんですよね。
キャラソンにのせて総集編。なんですかこれ(笑)って気持ちでいっぱいでしたよ。いつからアイドルになったんですかねほんと。私の知っている防衛部はそこにありませんでした。

感想が長くなりましたが本当にこんな気持ちです。通った方、OVAを買った方、とてもすごいと思います。私には無理でした。

ここで防衛部は一区切りつく流れだと思っていました。このOVAが最後、防衛部は終わったんだと。


ですがキャラの踊るライブもありましたねー。CGライブ?オルスタで流れた時から意味不明の気持ちしかないです。
先程も書きましたが防衛部はアイドルではないのに何してるんですかね。周りにおすすめされましたがありえないので参加しませんでした。多分見たらもっと怒ってます……。



そして先日行われた「Final」と大々的に書かれたイベント。
驚きました。最後を明言するコンテンツがあるんですね。最後なのにキャパはこれでいいのか?とも思いましたが国技館スカスカでしたししょうがないキャパだと思います。
防衛部はこれで最後。最後なのに梅原さんは来ない。とんでもないイベントだなと思いました。川原Pの晒し上げ事件以降、制作陣へのヘイトも溜まりに溜まっていたので最低とばっかり思いましたね。

それに、これに参加したら最後を見ることになります。私の愛した防衛部が終わるところを見たくありませんでした。


また防衛部が見たかったです。1期の頃の。
でもその防衛部はもういません。私の防衛部への愛ももうありません。

私はFinalには参加しないことにしました。

終わりを見たら終わりを認めることになるから。
愛してない私が行っても意味が無いから。

私の中で推しはいつまでも防衛部です。
たくさんの思い出をありがとう。こんなにグチグチ言っても結局は大好きです。


ラブイズオーバー。また会えますように。





それと
VEPPerは新キャラヘイトの中よく頑張ってくれたと思います。ラジオもお疲れ様でした。アイドルの2人は綺麗だったよ。
それに防衛部を愛してくださったキャストの皆さん。愛してもらったキャラは幸せ者だと思います。本当にありがとうございました。